飲食店専門ホームページ制作会社｜株式会社フードコネクション

「創業から長い年月が経ち、認知度はあるはずなのに、夜の集客が伸び悩んでいる」

「地元のフリーペーパーに広告を出しても、昔ほどの反響がない」

そんなお悩みを持つ、地方の飲食店経営者様へ。
今回は、創業30年の老舗ステーキ店が、「無料の紙媒体広告」と「ホームページ」を連携させるだけで、劇的な集客アップと売上V字回復を実現した事例をご紹介します。

富山県富山市にある「ステーキバーマサ」様の、アナログとデジタルを融合させた成功ノウハウです。

1. 店舗情報と導入前の課題：老舗ゆえの悩み

店舗情報

• 店名：ステーキバーマサ
• エリア：富山県富山市
• 業態：ステーキバー（創業30年）
• 公式HP：https://www.steakbar-masa.com/

創業30年を誇る「ステーキバーマサ」様。
地元での知名度は高く、ランチや「ステーキだけを食べる」目的のお客様は多く来店されていました。

しかし、オーナー様にはある悩みがありました。
それは、「本当に来てほしい客層が少ない」こと。

「いいお肉や料理を食べながら、ゆったりとワインを楽しむ。自分はそういう『いい店での粋な体験』を提供したくて店を構えた。だけど、なかなかそれが伝わっていなかった」

「ただのステーキ屋」ではなく、「大人が特別な時間を過ごせる店」としての価値を伝えたい。
そう考えたオーナー様は、お店の楽しみ方を正しく伝えるための「ホームページ作成」を決断されました。

2. 施策：紙媒体を「入り口」に、HPを「カタログ」にする

ホームページ公開後、ある転機が訪れます。
地域の情報誌（フリーペーパー）から「無料広告枠」のオファーがあったのです。

ここでオーナー様が行った戦略が秀逸でした。

1. 1,紙媒体での訴求：スペースが限られるため、あえて詳しいことは書かず「テイクアウトのステーキ弁当承ります」とい一点に絞る。
2. 2.Webへの誘導：「詳しくは当店のホームページをご覧ください」と誘導文を掲載。
3. 3.ホームページの役割：アクセスしてきた人に対し、弁当の詳細だけでなく、「店内の雰囲気」「こだわりの肉」「ワインとのペアリング」など、お店の本来の魅力をフルに伝える受け皿として機能させる。

つまり、紙媒体を単なる広告ではなく、「ホームページへ誘導するためのチラシ」として活用したのです。

3. 成果：売上昨対比130%！コロナ前水準への完全回復

この「紙×WEB」の連携作戦が、予想を遥かに超える成果を生み出しました。

① 問い合わせと注文の激増

広告掲載後の7月・8月、狙い通り弁当の注文が殺到しました。しかし、効果はそれだけではありませんでした。

② ディナー集客の急増

弁当をきっかけにホームページを見たお客様が、「こんな素敵なお店だったんだ」「夜にゆっくり食事をしてみたい」と感じ、ディナーの来店予約までもが急増しました。

「詳しくはホームページにって書いたから、気になった人がメニューとか店の雰囲気を見て、これはディナーで行きたいと思って来店してくれたんだと思います。」

特に、ご夫婦での誕生日や記念日利用など、オーナー様が求めていた「質の高い新規客」が増加しました。

③ 売上昨対比 130%達成

その結果、8月の売上は前年比30%アップを記録。
コロナ禍以降、戻りきっていなかった売上が、この施策を機に「コロナ前水準まで完全に回復」しました。

4. 成功のポイント：地方こそ「紙×WEB」が強い

今回の成功要因は、以下の2点です。

1. ターゲット層への適切なアプローチ
   普段ネット検索をあまりしない年配層にも、馴染みのある「紙媒体」でアプローチし、そこからWEBへ誘導することで、幅広い層を取り込むことに成功しました。
2. ホームページの「カタログ力」
   紙面だけでは伝えきれない「お店の価値」や「シズル感」を、ホームページというカタログで網羅的に伝えたことで、来店動機（コンバージョン）を一気に高めました。

「前にも紙媒体の広告をやっていたことはあったんだけど、ここまでの反響はなかったので、これは完全にホームページのお陰だね」

オーナー様がそう語るように、ただ広告を出すだけでなく、「受け皿となるWEBサイト」があって初めて、広告効果は最大化されるのです。

5. 老舗こそ、新しい武器を

「うちは老舗だから、ネットなんて必要ない」
そう思われているお店こそ、実は一番のチャンスがあります。

長年の信頼（アナログ）に、正しく魅力を伝える力（デジタル）が加われば、その効果は計り知れません。
「ステーキバーマサ」様の事例は、地方や郊外で戦う飲食店様にとって、大きなヒントになるはずです。

フードコネクションでは、WEB制作だけでなく、今回のような紙媒体との連携や活用方法も含めた、トータルな集客支援を行っています。