飲食店専門ホームページ制作会社|株式会社フードコネクション
はじめに
今回は、2025年9月に金沢のひがし茶屋街エリアにオープンした飲食店「鳥肌(TORIHADA)」様のロゴデザインを担当させていただいた事例をご紹介します。
■WEBサイト
https://www.tori-hada.jp/
舞台となるのは、築140年の酒蔵を改装した歴史ある建物。
単にかっこいいロゴを作るのではなく、「その場所にずっと昔からあったかのような風格」と、現代の「洒脱な空気感」をどう共存させるか。その思考のプロセスを少しだけお見せします。
プロジェクトの背景と課題
【店舗の概要】
立地: 金沢・ひがし茶屋街(築140年の酒蔵をリノベーション)
業態: 濃厚水炊きと焼き鳥の名店
空間: オープンキッチンを囲むカウンターと、吹き抜けから見下ろす2階席。活気あふれる「粋」な空間。
【クライアントからのご要望】
オーナー様からは、以下のようなユニークかつ明確なキーワードをいただきました。
「老舗感が欲しい(長く続いている雰囲気)」
「狙ったおしゃれではなく、結果的にかっこいい感じ」
「千と千尋のような世界観」
「文字そのものがイラスト・絵であるような、無骨な太い書体」
ターゲットは観光客(インバウンド含む)と地元の常連様。双方が入り混じる賑わいを目指しているとのこと。
課題は、既存店(馬込本店 https://www.magome-torihada.com/)や今後展開予定の店舗でも共通して使える汎用性を持ちつつ、金沢の歴史的景観に負けない「顔」を作ることでした。
デザインコンセプト:伝統と「外し」のバランス
デザインを進める上で鍵となったのは、「あえて外す(狙わない)」という感覚です。
洗練されすぎたデザインは、時に冷たい印象を与えます。
そこで今回は、伝統的な家紋のような格式を持ちつつも、どこか人間味のある「無骨さ」や「愛嬌」を残すことを意識しました。
制作プロセス:ラフスケッチから完成まで
【Phase 1:アイデアの着想と初稿】
まず着手したのは、モチーフとなる「鶏」の表現です。
ここで意識したのは「鶏の羽を、着物の袂(たもと)に見立てて広げるような力強さ」。
こちらは手書きラフをデジタルに落とし込み始めた段階です。
リアルな鶏のスケッチから、家紋として成立するように情報を削ぎ落としていきます。
この「削ぎ落とし」の工程で、独特の面白みのあるフォルムが生まれました。
上記の鶏以外にも他複数のラフ案を作成し、こちらはその中の1つです。
日本酒の升と鶏の足を組み合わせた家紋風の案です。
全体は女性的な細いラインではなく、デブっとした(太い)書体を採用。「雷門」の提灯のような、どっしりとした存在感を持たせています。
【Phase 2:バリエーションの展開】
初稿をご提案した際、オーナー様からは「どれも良くて方向性はばっちり!迷うけど決断しなきゃだね」という嬉しいお言葉をいただきました。
そこからさらに、家紋のような形に変化させていきたいとのご要望をいただき、
オーナー様の家紋から八角形を拝借、筆文字の勢いを調整し、複数のパターンを練り上げました。こちらはその一部です。
【Phase 3:完成デザイン】
シンボルマーク: 円の中に、着物を広げたような鶏の姿を家紋風に配置。
ロゴタイプ: 力強い筆致ながら、可読性を損なわないオリジナルの筆文字。
カラー: 潔い「黒(墨)」と、落款のような「朱色」の2色構成。
濃紺の暖簾や、ベージュの提灯に染め抜かれた際、この太く無骨なラインが、夜の街に温かく浮かび上がる姿を想像して仕上げました。
まとめ
「店はかっこいいから、ロゴは反対に狙わない書体で」。このオーダーには、デザインの本質が詰まっていました。
かっこいい空間にかっこいいロゴを合わせるだけが正解ではありません。
少しの「外し」や「無骨さ」が、逆にお店の親しみやすさや歴史の深みを演出することもあります。
2025年秋、無事にオープンを迎え、金沢の地にこのロゴが掲げられました。
実際の店舗の様子がこちらです。
築140年の重厚な空気感と相まって、想像以上に格好良い、堂々とした佇まいを感じます。
ロゴ制作ならフードコネクションへ
弊社では、お店のコンセプト立案からロゴ制作、
WEB展開まで一貫したブランディングサポートを行っております。
「ぼんやりしたイメージならあるけど…」という段階でも構いません。
まずはあなたの想いをお聞かせください。
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