ホームページを持つ飲食店がブログをやる3つのSEOメリット

こんにちは。
飲食店の販促大学 by BuzzFood
スタッフのニシホリです。

販促大学では飲食店で働く方が知っておいた方がいい「ホームページやチラシなどの販促知識」を14:30に配信しています。お店をもっと繁盛させたい飲食業界の広告担当者さんのお役に立てれば幸いです。

本日ご紹介するのは
ホームページを持つ飲食店さんがブログをやる3つのSEOメリット

え?今更ブログ?
今の時代はインスタでしょ。

なんて思っている方におすすめの記事になっています!

ロングテールSEOやコンテンツマーケティングといった専門用語もわかりやすく解説していきますので、SEOについて少し勉強したいと思っている飲食店さんのお役に立てる内容です!

目次

そもそもSEOとは?

ホームページを持つ飲食店がブログをやるメリット

SEOとは
Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化という意味です。
グーグルなどの検索エンジンで検索した際の検索順位を上位にするために対策を図ることをいいます。

あなたの飲食店の魅力を発信する素敵なデザインのホームページを作ったとしても、検索結果に表示されなければ集客に繋ぐことはできません。

そこでホームページのSEO強化に有効とされているのがブログによるコンテンツマーケティングという手法です。

本日はブログを更新することが、どうしてホームページの検索対策になっていくのかを解説していきます。

ただの情報配信ではないブログの仕組みを知っていきましょう!

※このブログによるSEO対策はホームページと同じ独自ドメイン内に設置されたブログによる効果ですので、アメーバブログやFC2ブログなどの外部ブログでは以下の効果は期待できませんのでご注意ください。

飲食店がブログをやるSEOメリット
①情報量が豊富なサイトは評価が高い

Googleなどの検索エンジンは、「xxxxxx.com」などのドメインと呼ばれるものに対して「ユーザーにとって価値のあるコンテンツか」を判断しています。

ブログによって作られるページは1記事1ページとして認識されるため、書けば書くほどページ数(情報量)の多いサイトとして認識されます。この情報量の豊富さがGoogleが大切にしているポイントの1つと言われています。

また、文字量や写真の数といった1記事あたりの情報量も重要ですので、とにかく書けばいいというのではなく、ユーザーにとって読む価値のあるブログということを意識して、読み手の知りたい情報が十分に記載されるように書いていきましょう。

多くの記事がだんだんとストックされていくと、大元になる「xxxxxx.com」というドメインの信用度が高くなり、記事に含まれる文字の内容などからGoogleが「このサイトはこのキーワードに対して信用性の高いサイトだ!」と判断してくれるようになります。

そのため、書いていく記事はなんでもいいのではなく、ホームページのテーマ(上げていきたい検索キーワード)に関連する内容にすることが大切です。

居酒屋さんのブログであれば
・本日のおすすめメニュー
・店主の日本酒レビュー
・今日はこんな食材が入りました!

こんなテーマの記事にすることで、自然と居酒屋という言葉に関連するキーワードで埋め尽くされたブログ記事が完成していきますよね。「日本酒の豆知識」や「美味しい唐揚げを作るための店主のこだわり」などのようにホームページで掲載するほどではないマニアックなテーマをきっかけにお店の来店見込み客を育てていくことをコンテンツマーケティングといったりします。

ちなみに「今日はドライブに行きました」「今日の晩御飯はピザでした」など、お店とは関係のない内容はSEO上はおすすめしません。

飲食店がブログをやるSEOメリット
②ロングテールに強いサイトになる

ホームページを持つ飲食店がブログをやるメリット

多くの飲食店のホームページは「名古屋 居酒屋」や「名東区 フレンチ」などのエリアと業種を中心に検索対策を行うことが一般的ですが、競合が多い検索ワードの場合は少しマニアックな「名古屋駅前 焼き鳥」などをピンポイントで狙う場合もあります。

1ページあたりで狙っていけるキーワードには限界があり、一般的に検索されるようなキーワードであれば1ページあたり多くても2~3ワードくらいとも言われています。

そのため5ページのホームページであれば多くても15キーワード程度ということになります。
(実際はそんなに多くのワードで検索に上げるのは難しいでしょう)

そこで活躍するのがブログによるロングテールSEO対策です。

ロングテールSEOとは
キーワードの検索回数の少ないキーワードのことです。
「北区 ワインの美味しいイタリアン」、「錦 個室 デート おすすめ」など検索ボリュームは多くないけど検索されているようなマニアックなキーワードは、一つひとつはボリュームが小さくても様々なスモールキーワードを全て集めれば膨大な検索数になるという考え方です。

記事を書けば書くほど無限にページ数を増やしていくことのできるブログを活用すれば、1記事に狙っていきたいスモールキーワードを決めて、それに関連する有益な情報をしっかりと掲載することでSEO対策になっていきます。

飲食店がブログをやるSEOメリット
③新鮮なサイトは評価が高い

ホームページを持つ飲食店がブログをやるメリット

Googleの評価基準の一つに「情報の新鮮さ」があります。

いくら専門家が書いた情報量が多く信頼性の高い情報でも、2004年に書かれたブログ記事が2021年にも正しいとは限りませんし、3年間も新しいコンテンツや更新がない飲食店ホームページの情報が今も正しいとは思えませんよね?

このような理由から、Googleは新鮮な情報を発信しているWEBサイトも評価基準に含めていると言われています。

公式ホームページのようなデザインをしっかりしたWEBサイトをこまめに更新するのは費用面できびしい部分がありますが、ブログシステムを使えばお店で簡単に最新情報を発信することができます。

定期的に新しい情報を発信することで「新鮮な情報のあるサイト」という信頼を勝ち取りましょう。

番外編:ブログSEOで絶対にやってはいけないこと

ホームページを持つ飲食店がブログをやるメリット

ブログを活用したSEO対策で絶対にやってはいけないことが2つあります。

  1. コピペをして記事を作成すること
  2. 健康や美容に関する内容を書かないこと

Googleはコピーコンテンツを絶対に許してくれませんので、他のサイトからコピペした文章のあるサイトの評価を落とす傾向にあります。内容は同じでも構いませんが、必ず自身の言葉で発信することが大切です。

また、Googleが検索順位を決めていく上で最も慎重に判断しているとされているテーマがあります。「YMYL(Your Money Your Life)」と呼ばれているジャンルで、お金や健康に関わるテーマのことです。

これは誤った情報にユーザーがたどり着くことで、ユーザーの人生を大きく変えてしまう可能性があるため、Googleはそのジャンルに関してのWEBサイトの順位づけは、信頼のある企業や機関など専門家の情報を優先していると言われています。

そのため、飲食店などお金や健康に関する専門家でないWEBサイトのこれらのテーマに関する情報は検索上優遇される可能性は極めて少ないと言われています。

他がやらないからこそ勝機あり!

いかがでしたでしょうか?

今回は「ホームページを持つ飲食店さんがブログをやるメリット」をご紹介しました。

SNSに比べブログを定期的に更新するのは手間も時間もかかるので面倒と感じる方も多いのではないでしょうか?

でも、それは他のお店も同じです!

他がやらないからこそ、チャンスになります。

SNS(インスタやツイッター)のコンテンツがタイムライン形式で過去の投稿はほとんど見られないのに対して、ブログのコンテンツは検索に表示される可能性があったり、情報量としてドメインの検索を強くしてくれる要素になりますので、コツコツやっていくことでお店の財産になっていきます。

ブログを活用して検索に強いホームページを育てていきましょう!

それではまた14:30に!

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この記事を書いた人

ニシホリ ニシホリ 名古屋の飲食WEBディレクター

飲食店専門WEBプロモーションの株式会社フードコネクションのディレクター。町の居酒屋さんからミシュラン星付きの名店まで、300を超える飲食店のWEB制作を経験。そのノウハウを活かし調理師専門学校の外部講師も務める。プライベートでは名古屋の美味しいお店を紹介するグルメブロガー。美味しいお酒を探して今日もフラフラと。

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